LINEアンケート結果です。
HPのデータ:分かりやすい 82%、分かりにくい 18%。
データを見て:安心 38%、どちらともいえない 57%、不安 5%。
私の考えに:賛成 75%、どちらともいえない 22%、反対 3%。
コロナの情報:必要 97%、不要3%。
たくさんのご意見ありがとうございました。
以下は実際にPCRをやって肝炎ウイルスを研究していた開業小児科医としての考えです。
Q and A
・検査の基準は?
熱があるからといって一律に検査はしません。
検査は誰のために、何のためにするのでしょうか?
本人のメリットがないため、検査はしたくありません。
+になっても、基礎疾患のないお子さんでは、特別な治療薬は不要です。
インフルエンザは、検査で陽性になれば治療薬があります。
デメリットは、鼻が痛いです。+だと周りが大騒ぎになります。
-であっても、翌日+になることもあります。
・PCRでインフルエンザも反応する?
新型コロナウイルス用のPCRでは、インフルエンザは反応しません。
そもそもインフルエンザは流行していません。
・園や学校で陽性者、濃厚接触者なし。どこまでセーフ?
どこまでもセーフ。オミクロン株は、潜伏期間が短いため、過剰な反応は不要です。
症状がないのに検査する必要はありません。
・コロナ感染時に常備した方が良い薬は?
解熱剤。
・オミクロン株の経過は?
発熱が2-3日。5日は続きません。
・後遺症や障害は?
元気なお子さんでは心配する必要はありません。
咳が長引く場合は他の原因を考える必要があります。
・物についたオミクロン株の感染力は?
ウイルスが検出されることと感染力が強いこととは別です。
家ではおもちゃの消毒よりも、トイレ掃除の方が大切です。
ウイルスは便にも排出されるため、トイレをきれいに。
・オミクロン株の変異スピードが速いのは?
ウイルスは感染が広がる時に変異していきます。
オミクロン株がそれだけ広く感染している、ということです。
現在もどんどん変異しています。
どんどん変異を繰り返し、より感染力の強い、弱毒性のウイルスが生き残っていきます。
お子さんへのコロナワクチン、急ぐ必要はありません。
それよりもB型肝炎ワクチンをお勧めしています。