お子さまの身長でお悩みの方へ
低身長とは
同年齢のお子さんの統計的な標準値と比較して判断します
成長曲線の-2SD以下(背の小さい順に100人並べた時に前から2人くらい)が「低身長」という定義に当てはまります
原因
- 成長ホルモン分泌不全性低身長
- SGA性低身長(出生週数のわりに出生体重が小さい)
- ターナー症候群 など
低身長の診察の流れ
- 現在の身長、体重を測定します
- 出生時の状況、栄養状態や今までの病気などを確認します
これまでの記録をもとに、成長曲線を作成します
→母子手帳、今までの身長と体重の記録をお持ち下さい
父、母、兄弟の身長もお伺いします
医師が必要と判断した場合は以下の検査を進めていきます
- 血液検査(一般血液検査、甲状腺ホルモン検査)
- 染色体検査(特殊な血液検査のため平日、午前中のみとなります)
- 左手(手根骨)のレントゲンにより骨の年齢を評価します
- 頭部MRI検査を行います
(当院にMRIがないので総合病院に紹介状を書かせていただきます) - 2日にわけて成長ホルモン分泌刺激試験(成長ホルモン負荷試験)を行います
背を伸ばすために大切なこと
- 栄養
バランスの良い食事が大切です。
朝ごはんからタンパク質をしっかり摂りましょう。 - 睡眠
夜寝ている間に成長ホルモンは分泌されます。
早起きして早く寝ましょう。 - 運動
適度な運動も大切です。
体を動かしましょう。
まず早く起きて、朝ごはんをしっかり食べて、運動して、早く寝ることです。
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